はじめまして。
このブログ「Nurse Career Map」にお越しくださり、ありがとうございます。
このサイトでは、看護師として「次の働き方」を考えるすべての方へ向けて、転職、副業、そして多様なキャリアの選択肢について発信しています。
自己紹介:わたしのこれまで
北海道出身。
小さい頃は自然や空を見るのが好きで、気象予報士を目指していましたが、家族のアドバイスや周囲の影響もあり、高校の途中から「手に職を」と看護師の道を目指すことにしました。
しかし、大学受験で一浪、入学後も実習でつまずき4年生で留年したので、24歳で大学を卒業しました。周りよりも人生2年遅れているという焦りから、「帰りたいと思っても簡単に帰れないような場所で頑張りたい」と決意し、東京の大学病院・救命救急センターへ就職。強い覚悟で看護師人生のスタートを切りました。
挫折と再出発
配属先はハードな救命救急センター。
夜勤も始まり、先輩の指導や業務のプレッシャー、慢性的な睡眠不足と重なり、心も体も少しずつ限界に近づいていきました。
2年目になる頃には、アラームが鳴ったはずなのに記憶がないほど熟睡してしまい、起きられない→遅刻が増える→寝るのが怖くなる、という悪循環に陥りました。
そしてある日、ついに玄関の扉を開けることすらできなくなり、適応障害と診断されて休職することになりました。
「どうして私だけ?」「落ちこぼれ看護師になってしまった」「もう看護師は無理かもしれない」――
そんな思いが心を支配していた時期もありました。
それでも、「今の自分にできる働き方はないか」と模索し、夜勤専従の病院へ転職。
日中のプレッシャーから解放されたことで体調は安定し、そこから3年間休まず勤務を続けることができ、少しずつ自信を取り戻しました。
そしてその経験を経て、6年前、もともと希望していたICUに転職。
今では、リーダーや後輩の指導、師長代行も任されるようになり、元気に働けています。
10年前の私が今の私を見たら、きっと驚くと思います。
「もう無理かもしれない」と思っていた時期があったからこそ、今の自分を少しだけ誇らしく感じられるようになりました。
このブログに込めた想い
このブログは、かつての私のように
「働き方に迷っている人」「自信をなくしてしまった人」
そして「もう一度、前を向きたいと思っている人」に向けて書いています。
看護師という仕事は、嬉しい瞬間もありますが、
その反面、悲しいことやつらいこと、モヤモヤすることもたくさんあります。
それでも、ほんの少し視点を変えてみたり、
環境を整えてみたりすると、
また「もう一度やってみよう」と思える瞬間が訪れることもあります。
このブログが、誰かの「もう一度やってみよう」のきっかけになりますように。
一緒に、自分らしく働く道を探していきましょう。
コメント